Since 1975
  • facebook
  • twitter
  • instagram
  • youtube
  • Line
EN
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • 特集
  • 世界最小の恐竜の卵＝新種の化石、兵庫で発見―筑波大など

世界最小の恐竜の卵＝新種の化石、兵庫で発見―筑波大など

兵庫県丹波市で見つかった世界最小の恐竜の卵の化石。左はマイクロＣＴ（コンピューター断層撮影）スキャン画像、右は卵の形状の復元図（筑波大・兵庫県立人と自然の博物館提供）
兵庫県丹波市で見つかった世界最小の恐竜の卵の化石。左はマイクロＣＴ（コンピューター断層撮影）スキャン画像、右は卵の形状の復元図（筑波大・兵庫県立人と自然の博物館提供）
筑波大と兵庫県立人と自然の博物館（同県三田市）などの国際研究チームは２８日までに、同県丹波市の前期白亜紀（約１億１０００万年前）の地層から、恐竜の卵としては世界最小となる新種の化石を発見したと発表した。（筑波大・兵庫県立人と自然の博物館提供）
筑波大と兵庫県立人と自然の博物館（同県三田市）などの国際研究チームは２８日までに、同県丹波市の前期白亜紀（約１億１０００万年前）の地層から、恐竜の卵としては世界最小となる新種の化石を発見したと発表した。（筑波大・兵庫県立人と自然の博物館提供）
Short Url:
28 Jun 2020 06:06:57 GMT9
28 Jun 2020 06:06:57 GMT9

筑波大と兵庫県立人と自然の博物館（同県三田市）などの国際研究チームは２８日までに、同県丹波市の前期白亜紀（約１億１０００万年前）の地層から、恐竜の卵としては世界最小となる新種の化石を発見したと発表した。同博物館で３０日から８月３１日まで展示する。

化石が見つかったのは、大型竜脚類の「丹波竜」などが見つかっている丹波市の地層（篠山層群）。筑波大の田中康平助教らは、２０１５、１７年の試掘で卵の化石四つが見つかった地点の周囲を発掘調査し、卵の破片など４種の化石を発見した。

見つかった化石を詳しく調べたところ、うち２種が殻の微細構造などから新種と判明。このうち１種は長さ約４．５センチ、幅約２センチ、重さは推定約１０グラムとウズラの卵並みで、これまで見つかった恐竜化石で最も小さかった。

親恐竜の姿は分からないが、類似する化石との比較などから、小型獣脚類と呼ばれる恐竜の仲間と推定。「小さい」の意味を持つ日本語の「ひめ」と、０６年に丹波竜を発見した村上茂さんにちなみ、学名を「ヒメウーリサス・ムラカミイ」と名付けた。　

研究チームの久保田克博・同博物館研究員は「篠山層は丹波竜のような大きな恐竜化石が注目されてきたが、今回は最小の卵。多様性の魅力を感じてほしい」と話した。

JIJI Press

特に人気
アラムコ　東京のレストランでF１イベント開催　
UAEアジュマンの大学「グローバルデー」で日本文化を紹介
OKKU： ドバイの食事情における最新センセーション
ジェトロ、Steamの特設ページで日本のゲームをPR
日本の外相「脆弱な立場に置かれたガザの人々を守るアプローチの実践が必要」
オススメ
盗まれた純金茶わん発見＝転売先の買い取り店で―警視庁
事態沈静化へ働き掛け＝官房長官
レバノン紙、政治の行き詰まりを打開するため「AI大統領」発表
レバノン人医師、日本人男児の命を救う
10代の「ガザのニュートン」、家族のテントを照らすシステムを作る
イスラエルの「ガザ虐殺」に抗議する日本人デモ参加者、日本の無関心と向き合う
岸田内閣の支持率急落、上川外相が浮上
試合が待ちきれない！サウジアラビア、2034年にサッカー・ワールドカップ開催へ
日本のイスラム教徒がイスラエルを非難
フランクリー・スピーキング：ガザは大量虐殺に直面しているのか？

return to top

Default Language / 言語

×
日本語 English