

ファリス・アルルシュド
リヤド:日本のスーパーマーケットKOMONOYAが10月22日にサウジアラビアで開店する予定だ。日本の家庭用具、オフィスや寝室用の収納ケース、ペディキュア製品、メイク、おもちゃ、ガーデニング用品などを王国に持ち込む。
サウジ人実業家でヤナビーズ・アルシャーク社のオーナー、ウェールド・ベン・ハマド・アルナジムは、KONONOYAをサウジアラビアに誘致するため懸命に取り組んだ。
アルナジムはアラブニュースの独占インタビューで、すでに日本企業に提示した3年以内に36の支店を開店する事業拡大計画や、支店を増加および拡張する別の計画を持っていると話した。
貿易やマーケティングに携わるアルナジムは、8才の時に友だちや親戚に箱入りの飴を売り、商取引に興味を持ち始めたと言う。
それ以来、彼の興味は膨らみ、10才の時には商取引に対する情熱へと変わった。彼は遠くのショッピングセンターで最新のゲームやその他の製品を購入し、友だちや親戚に売ることを始めた。
18歳の時にはドバイから家庭用具を輸入し、それらを卸売商品として売っていた。そして22歳になった2016年に、中国からホスピタリティ商品や家庭用具を輸入する事業を立ち上げ、それが会社に変わった。
アルナジムはアラブニュースに対し、日本製品への称賛とその理由について語った。展示会での日本の出展者たちは、高品質の製品を独自の分かりやすい方法で提示していることで際立っているという。彼は日本がビジネスマナーや、商品やサービスの高い品質、そして明確な将来のビジネスプランという点で他にはない存在であると述べた。
彼の日本企業との取引は、中国やフランクフルトで開催される国際展示会を通して実現した。2019年に彼はある仲介会社と、商業仲介サービス提供の先駆けとなる会社に連絡を取り、東京でKOMONOYAと面会するために力を貸してもらった。それらの会社の助けを借り、フランチャイズ契約を獲得するための前向きな交渉と、その後の契約締結を実現した。
この実業家は、新たなフランチャイズプロジェクトに対して大きな野心を持っており、安い値段で顧客のニーズを満たすというビジョン達成の成功を願っていると話した。