
カイロ:孫もいるエジプト人エゼルディン・バハーデルが、75歳の誕生日を目前にして二度目のフル試合を終了し、晴れて世界最高齢のプロサッカー選手に認定された。
バハーデルは彼のチームである6オクトーバークラブ側のペナルティキックを外し、エジプト3部リーグのエルアヤットスポーツクラブに3対2で敗れた後、10月17日(土)の夜にギネス世界記録のタイトルを受賞した。
元アマチュア選手だったバハーデルは11月3日に75歳になるのだが、3月の彼のデビュー戦でペナルティ地点からのゴールを決めた。同月彼は自己記録を達成するために二度目の90分試合に出場するはずだったが、コロナウィルスの感染拡大を防止するためスポーツ活動が差し止められ、計画は中断されていた。
バハーデルは以前報道陣に75歳だと言ったが、「四捨五入して」75歳ということになる。彼をチームに加えることで、6オクトーバーの試合のスポンサーと宣伝効果を集めるのにひと一役買った、と彼は言う。
バハーデルの6人の孫のうちの何人かが10月17日(土)の試合を観戦しに来ており、 タッチラインから「おじいちゃん頑張れ!」と声援を送っていた。
「夢は自分の持っている記録をもう一度破ること。他の人に簡単に抜かれないようにね」とバハーデルは言ったが、現在彼は契約切れとなっている。
以前の記録は73歳のイスラエル人、イサク・ハイク選手が保持していた。
ロイター