
ワシントン:バイオ医薬品企業のファイザーは11月18日(水曜日)、COVID-19のワクチンの臨床試験の最終分析で95%の有効性が示されたと発表した。
ファイザーの発表によると、ワクチンによる重篤な副作用は認められず、「数日以内」に米当局に緊急使用許可を申請するとしている。
米国を含む世界中でコロナウイルスの感染者が急増するなか、発表があった。世界中で人々の生活を一変させたパンデミックを終わらせることができるという希望が高まった。
「今回の治験結果により、この歴史的な8カ月を経過した今、現在の悲惨なパンデミックに終止符を打つことが可能なワクチンを前進させる重要な段階を迎えることができました」と、ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)が語った。
「世界中で何十万もの人々が毎日感染しており、当社は至急、安全かつ有効なワクチンを世界に届けなければなりません」と、付け加えた。
ファイザーは先週、予備解析の結果、ワクチンには90%以上の有効性があったと発表していた。
ワクチン開発の競争相手であるバイオ製薬企業モデルナは11月16日(月曜日)、予備解析の結果、自社のワクチンの有効性が94.5%だったと発表していた。
AFP