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ボー・バーバーショップ:サスティナビリティをテーマにしたUAEの新たな男性向け理髪店

オリバー・ザイトゥニはアラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区に新しく開店したアウトドアに発想を得たサスティナブルな理髪店、ボー・バーバーショップの共同創立者だ。(ANJP Photo)
オリバー・ザイトゥニはアラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区に新しく開店したアウトドアに発想を得たサスティナブルな理髪店、ボー・バーバーショップの共同創立者だ。(ANJP Photo)
アラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区にあるボー・バーバーショップは、化学薬品を大量に使ったヘアプロダクトの代わりに日本のブランドの環境にやさしいプロダクトを選んでいる。(ANJP Photo)
アラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区にあるボー・バーバーショップは、化学薬品を大量に使ったヘアプロダクトの代わりに日本のブランドの環境にやさしいプロダクトを選んでいる。(ANJP Photo)
アラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区にあるボー・バーバーショップは、化学薬品を大量に使ったヘアプロダクトの代わりに日本のブランドの環境にやさしいプロダクトを選んでいる。(ANJP Photo)
アラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区にあるボー・バーバーショップは、化学薬品を大量に使ったヘアプロダクトの代わりに日本のブランドの環境にやさしいプロダクトを選んでいる。(ANJP Photo)
オリバー・ザイトゥニはアラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区に新しく開店したアウトドアに発想を得たサスティナブルな理髪店、ボー・バーバーショップの共同創立者だ。(ANJP Photo)
オリバー・ザイトゥニはアラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区に新しく開店したアウトドアに発想を得たサスティナブルな理髪店、ボー・バーバーショップの共同創立者だ。(ANJP Photo)
アラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区にあるボー・バーバーショップは、化学薬品を大量に使ったヘアプロダクトの代わりに日本のブランドの環境にやさしいプロダクトを選んでいる。(ANJP Photo)
アラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区にあるボー・バーバーショップは、化学薬品を大量に使ったヘアプロダクトの代わりに日本のブランドの環境にやさしいプロダクトを選んでいる。(ANJP Photo)
オリバー・ザイトゥニはアラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区に新しく開店したアウトドアに発想を得たサスティナブルな理髪店、ボー・バーバーショップの共同創立者だ。(ANJP Photo)
オリバー・ザイトゥニはアラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区に新しく開店したアウトドアに発想を得たサスティナブルな理髪店、ボー・バーバーショップの共同創立者だ。(ANJP Photo)
アラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区にあるボー・バーバーショップは、化学薬品を大量に使ったヘアプロダクトの代わりに日本のブランドの環境にやさしいプロダクトを選んでいる。(ANJP Photo)
アラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区にあるボー・バーバーショップは、化学薬品を大量に使ったヘアプロダクトの代わりに日本のブランドの環境にやさしいプロダクトを選んでいる。(ANJP Photo)
アラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区にあるボー・バーバーショップは、化学薬品を大量に使ったヘアプロダクトの代わりに日本のブランドの環境にやさしいプロダクトを選んでいる。(ANJP Photo)
アラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区にあるボー・バーバーショップは、化学薬品を大量に使ったヘアプロダクトの代わりに日本のブランドの環境にやさしいプロダクトを選んでいる。(ANJP Photo)
アラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区にあるボー・バーバーショップは、化学薬品を大量に使ったヘアプロダクトの代わりに日本のブランドの環境にやさしいプロダクトを選んでいる。(ANJP Photo)
アラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区にあるボー・バーバーショップは、化学薬品を大量に使ったヘアプロダクトの代わりに日本のブランドの環境にやさしいプロダクトを選んでいる。(ANJP Photo)
アラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区にあるボー・バーバーショップは、化学薬品を大量に使ったヘアプロダクトの代わりに日本のブランドの環境にやさしいプロダクトを選んでいる。(ANJP Photo)
アラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区にあるボー・バーバーショップは、化学薬品を大量に使ったヘアプロダクトの代わりに日本のブランドの環境にやさしいプロダクトを選んでいる。(ANJP Photo)
アラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区にあるボー・バーバーショップは、化学薬品を大量に使ったヘアプロダクトの代わりに日本のブランドの環境にやさしいプロダクトを選んでいる。(ANJP Photo)
アラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区にあるボー・バーバーショップは、化学薬品を大量に使ったヘアプロダクトの代わりに日本のブランドの環境にやさしいプロダクトを選んでいる。(ANJP Photo)
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22 Nov 2020 04:11:51 GMT9
22 Nov 2020 04:11:51 GMT9

 

理髪店は単なるビジネスではなく、都市の合流地点や町の広場にも例えられる。理髪店の客は、ヘアカットやスタイリングのためだけでなくセラピー的な時間も求めてやってくる。椅子の後ろに立つ理容師に近況を語り、他の常連客について訊ねる――ちょっとした新しいゴシップも聞けるかもしれない。

アラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイ地区に新しく開店した「ボー・バーバーショップ(Bô Barbershop)」の共同創立者、オリバー・ザイトゥニ(Oliver Zaituni)は、業界に新たなテーマを持ち込もうとしている。サスティナビリティだ。

マレーシア出身のザイトゥニはパナマとメキシコにルーツを持つ母親とレバノン人の父親の間に生まれ、複数の文化の中で育った。昔から自然を愛し、アウトドアが大好きだったザイトゥニは、当然のように自然に対して深い尊敬の念を抱いており、サスティナビリティはずっと興味のある分野だったと話す。サスティナビリティに関する彼の考えは、サスティナブルな暮らしを実現しようという試みの中での体験や身につけた習慣に基づいている。たとえば、ザイトゥニはプラスチックのパッケージに入った商品を買うことを避け、家にはミニサイズのゴミ箱を置き、自分自身と家族の出すゴミの量を減らすことを目指している。

理髪店のテーマにサスティナビリティを加えることが有意義なのは、資源使用量の多い業界であるからだけでなく、理容師はおそらく他のどの職種よりも多くの人と会話をする仕事だからだ。

そのため、理容師はユニークな立ち位置を占めることとなる。「よりグリーンな」あり方として店でやってみせることや顧客との会話で伝えるメッセージは、人々の日々の生活の中での決定に変化をもたらす可能性があるのだ。

アラブニュース・ジャパンの独占インタビューで、ザイトゥニは店ではカット、カットと髭のトリミング、髭のトリミング、アルティメット・シェーブ&かみそりシェーブという4つのメニューのみを提供すると明かした。限られたメニューのみを提供するのは、環境にやさしく化学薬品(染料、ブリーチ、溶剤)不使用のプロダクトだけを使い、伝統的なサービスを再生したいというザイトゥニの願いからだ。

「環境にやさしく、それがボー・バーバーショップのメインコンセプトだ。プラスチックも化学薬品も使わず、廃棄物をゼロにする――髪の毛以外はね。カラーやワックス、化学薬品を使ったプロダクトを使わないメニューのみを提供する。だから、ヘアケア製品もサスティナブルなブランドのみを使っている。イタリアのダヴィネス(Davines)と日本のライフスタイルショップMUJIのものだけだ。どちらのブランドも様々な髪や肌のタイプを健やかに保つプロダクトを出していて、すべてオーガニックやほとんど自然素材で作られているなど、環境にやさしいんだ」と、ザイトゥニは語る。

「他のメニューがないことにがっかりするクライアントもいるが、私はいつも、自分の父親か祖父に使わないだろう物は決して使わないのだと説明する。父にも家族にも化学薬品がたっぷり入ったプロダクトは使わないから、クライアントにも提供したくない。長い目で見たら髪にダメージを与えるからね。そうやって、クライアントとの間に少しばかりの信頼を築いていきたいと考えている」と、ザイトゥニは付け足した。

ザイトゥニは世界最古の理髪店としてギネスにも載ったロンドンのトゥルフィット&ヒルで理容師として多くの経験を積んだ。長い歴史の中で、トゥルフィット&ヒルの理容師は膨大な数の国家の要人たちの髪を切ってきた。ザイトゥニによれば、ほとんどのクライアントは伝統的なサービスを望むスーツを着こんだ中年男性だったという。

 

トゥルフィット&ヒルが「伝統的な理髪店」のあり方を保っている様子にインスピレーションを得て、ザイトゥニはボー・バーバーショップ(ボーという名前はオーナーの名前を頭文字を合わせたものだ)でも同じようなコンセプトを基に、伝統的なサービスを共生的に組み合わせながらも、こだわりのないカジュアルな雰囲気ですべての年代のクライアントを惹きつけるスペースを生み出した。

「ドバイで理髪店を開業しようと思ったのは、ここでは理髪店は髪を切るだけの場所だと思われていることに気づいたからなんだ。理容師にとってもクライアントにとっても何らかの体験というものがない。理髪店の質はどんなカットをしてもらったかだけで決まるのではないと人々に示したかったんだ。理容師の仕事はヘアカットとイコールではない。人の性格を理解すること、そして実際に人を変える仕事だ。外見だけでなく、内面も変化させるんだ。この店での私たちの主な仕事は他の理容師たちにただ髪を切るだけでなく、どうやってクライアントとコミュニケーションをとり、理解するかを教えることだ。私にとって、理髪店はただの店じゃない。一つの生き方であり、この20年間それを続けてきたんだ」と、ザイトゥニは言う。

ボー・バーバーショップを訪れるクライアントのほとんどは伝統的なサービスを求めているといってもいいだろう。普通のヘア(または髭)カットや顔や頭のマッサージなど、現代社会の身だしなみを整えることに対する熱狂が始まる前から行われていたことだ。カットの途中ではフレグランス・ウォーターが頭皮にすりこまれ、数日間は自分の頭から素敵な香りを楽しめるだろう。だが、クライアントはまた理髪店を訪れるという体験そのものも求めている。それは主に、クライアントがコミュニティーの一部だと感じられるような理容師の自由でこだわりのないオープンな態度によってつくり出される。

 

店のメニューについて詳しい説明をする際、ザイトゥニは「ボー・バーバーショップのアルティメット・シェーブは218年ほど前からの技術で、1時間くらいかけて施術をする。究極のシェービング体験だ。施術の最初と最後に熱いおしぼりと冷たいおしぼりをあて、オーガニックのローションを使ったフェイスマッサージや、その他の伝統的なシェービングの手順も行う。アルティメット・シェーブでは、すべてオーガニック(化学薬品を含まない)で環境にやさしい日本のMUJIのプロダクトを使用している」


ボー・バーバーショップの店内に足を踏み入れる者はアウトドアを思わずにはいられない。アースカラーやトロピカルカラーの壁とガーデンハウスにも匹敵するほど豊かに生い茂る植物たちが、他では味わえないような穏やかな雰囲気を醸し出している。シェービングのために日本のメーカー、タカラベルモントから直輸入したキャメルの椅子に横たわれば、ゆったりとした気持ちにならざるを得ない。天井を見上げれば、海の波を模したターコイズの波型の金属パネルが吊るされている。

「ボー・バーバーショップのインテリアデザインは『アウトドアの理髪店』という雰囲気を目指している。4平方メートルの小さなスペースだけれど、色やオブジェクトを使ってそういう効果を出そうとしたんだ。天井を高くしてブルーのワイヤーをつけたのは、オープンな空間にいる雰囲気を味わってもらいたかったからだ」と、ザイトゥニは言う。

「サスティナブルな暮らしを送るのは大切だ。娘が生まれてからはよりそれがわかるようになった。私たちが環境に与える影響について考え始めるようになったのはあれからだ。プラスチックがいかに有害で環境を汚染するかを知って、これが続いたら未来の世代は生き延びられるのだろうかと疑問に思った。環境や生態系の保護はやらなければいけないことだ。みんなが同じように感じてくれたらいいと思う」と、ザイトゥニは語った。

ボー・バーバーショップのサスティナビリティというコンセプトは意識的なヘアプロダクトの選択にとどまらない。たとえば、使用されるケープはプラスチック製の使い捨てではなく布製で、ティッシュの代わりにタオルが置かれ、ボトルはすべて再利用可能なプラスチックかガラス製だ。このようにして、プラスチック消費量を削減し、同時に廃棄物も減らしている。

ボー・バーバーショップは個人のビジネスがいかに問題の一部としてではなくソリューションの一部として業界を代表できるかの良い例だ。理容師たちのプロとしての自覚も高まり、十分な情報に基づいたサービスだけでなく、十分な情報に基づき人生をも変え得る会話も提供できることに誇りを感じられるだろう。

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