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レバノン軍事裁判書、UNIFIL平和維持軍への死亡攻撃で7名を起訴

レバノン南部のアル・アクビヤ村で、国連平和維持軍UNIFILの車列が小火器で銃火を受けた現場で、銃弾を打ち込まれた車両の近くに集まる国連平和維持軍のメンバーたち(AFP通信)
レバノン南部のアル・アクビヤ村で、国連平和維持軍UNIFILの車列が小火器で銃火を受けた現場で、銃弾を打ち込まれた車両の近くに集まる国連平和維持軍のメンバーたち(AFP通信)
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06 Jan 2023 02:01:51 GMT9
06 Jan 2023 02:01:51 GMT9

・拘束された容疑者は約4キロ離れたサラファンドの町から国連の車列を追ってきたグループの一員であり、標的型攻撃であることが示唆されている。

ベイルート:レバノンの軍事裁判で木曜日、国連平和維持軍に所属するアイルランド兵1名が死亡した12月の襲撃事件において7名を起訴したと3名の司法関係者がロイター通信に述べた。

容疑は殺人や殺人未遂、車両破壊まで多岐に渡ると情報筋は述べている。

起訴された者の1名は、攻撃が行われたレバノン南部を支配する強力な武装組織ヒズボラから引き渡された後、既に拘留されていたと3名の情報筋は述べた。

殺人のあった夜、ニュータウン・カニングハム出身の24歳のショーン・ルーニー兵士とその他数名のアイルランド人平和維持軍は、南部の基地からベイルート空港に向かう途中だった。

国連の車両2台は平和維持軍の任務地域に含まれていないアル・アクビヤに寄り道したようだ。

先の報道によると、憤った住民のグループが平和維持軍と対峙し、彼らが管轄外にいると主張してその車両に発砲したという。

レバノン南部の住民とUNIFIL軍との対立は珍しいことではない。

しかし、2名の治安当局者のうち1名は、逮捕された容疑者が約4キロ離れたサラファンドの町から国連の車列を追ったグループの一員であり、標的型攻撃であることを示唆していると述べた。

レバノンで強い力を持つヒズボラグループは今月初め、アイルランド人国連平和維持兵を殺害した疑いのある男を引き渡した。

UNIFILは1978年のレバノン侵攻後、レバノン南部のイスラエル軍の撤退を監督するために創立された。

2006年のイスラエルとイランの支持を受けたヒズボラとの戦争後、国連は任務を拡大し、イスラエル国境に沿って平和維持軍を配備し、レバノン軍がこの数十年で初めて同国南部に権限を拡大する支援をすることを認めた。

レバノンのヒズボラ支持者は国連ミッションのイスラエルとの共謀を頻繁に非難し、一方でイスラエルは平和維持軍がレバノン内部でのヒズボラの軍事活動に目を瞑っていると避難している。

ロイター

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