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コロナウィルスの新たな変異種が世界のCOVID-19抑止努力を脅かす

COVID-19 のパンデミックの中、在英国フランス政府によって課せられる移動規制に先立ち、ロンドン発パリ行きの最後のユーロスター列車に乗務員が乗り込む。(ロイター/トビー・メルヴィル)
COVID-19 のパンデミックの中、在英国フランス政府によって課せられる移動規制に先立ち、ロンドン発パリ行きの最後のユーロスター列車に乗務員が乗り込む。(ロイター/トビー・メルヴィル)
COVID-19 のパンデミックの中、在英国フランス政府によって課せられる移動規制に先立ち、ロンドン発パリ行きの最後のユーロスター列車に乗務員が乗り込む。(ロイター/トビー・メルヴィル)
COVID-19 のパンデミックの中、在英国フランス政府によって課せられる移動規制に先立ち、ロンドン発パリ行きの最後のユーロスター列車に乗務員が乗り込む。(ロイター/トビー・メルヴィル)
COVID-19 のパンデミックの中、英国政府によって更に厳しい階層分けされた規制が課され、旅行者らがキングスクロス駅の外を歩く。(ロイター/トビー・メルヴィル)
COVID-19 のパンデミックの中、英国政府によって更に厳しい階層分けされた規制が課され、旅行者らがキングスクロス駅の外を歩く。(ロイター/トビー・メルヴィル)
COVID-19 のパンデミックの中、英国政府によって更に厳しい階層分けされた規制が課され、旅行者らがキングスクロス駅の外を歩く。(ロイター/トビー・メルヴィル)
COVID-19 のパンデミックの中、英国政府によって更に厳しい階層分けされた規制が課され、旅行者らがキングスクロス駅の外を歩く。(ロイター/トビー・メルヴィル)
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22 Dec 2020 12:12:52 GMT9
22 Dec 2020 12:12:52 GMT9
  • 変異種は感染力が70%強く、すでに英国では「制御不能」状態

アラブニュース 

ジッダ:コロナウィルスの新たな変異種が世界のCOVID-19抑止努力を脅かして  いる。

この新変異種は、在来型と同様の医学的症状を引き起こすが、感染力は70%強く なっている。英国と他のヨーロッパ数カ国、オーストラリア、そして南アフリカ共和国で確認され、英国保健相は12月20日(日)、「制御不能」状態だと言及  した。

この新たな脅威は、米国、英国、そして中国で開発された数種類のワクチンの導入によってCOVID-19のパンデミックがようやく終息に向かうだろうと世界中に希望がもたらされたその時に出現した。英国の科学者たちは、その突然変異種に対してワクチンが効くかどうかを見極めるための研究を行っている。しかし、確かな研究結果が出るまでには少なくとも2週間はかかるだろう。

ただし、科学者たちは楽観的だ。英国政府の主任科学顧問パトリック・ヴァランス氏によると、この新変異種には23の相違点があり、その一つとして、このウィルスは人間の細胞に絡みついて細胞内へ侵入するという。

リーディング大学細胞微生物学のサイモン・クラーク準教授によると、その変異は、コロナウィルスの表面全体から突起している「スパイクたんぱく質」に影響を及ぼしているという。

「スパイクたんぱく質は開発されたワクチンのターゲットにもなっているものだが、それらの変異がスパイクたんぱく質に対して与える変化に注目すると、ワクチンの効力を減らすほどのものではないと思われる」と彼は言う。

英国の科学者たちは9月にある患者から初めて新たな変異種を発見した。英国公衆衛生庁のスーザン・ホプキンス氏によると、この新たな変異種はケントで発生したクラスターに関与しており、このクラスターからロンドンとエセックスへ感染が拡大したため、12月11日に英国政府へ報告したという。

その後、モデル化の結果から新変異種の疑いようのない重大性が明らかになった時点で、英国公衆衛生庁はあらためて12月18日(金)に政府へ通達した、とホプキンス氏は言う。

彼女は新変異種がこれまでより感染力が70%強いことを確認、「現時点では70%というところが妥当な数字だと考えている」と言っている。このウィルスは英国全土で確認されているが、その症例数は少ないという。

12月20日(日)、世界中の国々が新変異種の拡散を恐れて英国からの渡航者の入国を禁止し始めた。真っ先に英国からの渡航者に対する空港閉鎖およびその他の渡航制限を開始したがクウェート、ブルガリア、アイルランド、イタリア、ドイツ、ベルギー、そしてオランダだった。ドイツは南アフリカ共和国からの到着便も規制している。

「 最近ロンドンで見つかったCOVIDの変異種が懸念され、我が国の科学者による調査が必要となっている」とイタリアのロベルト・スペランザ保健相は言う。

「現時点では、最大限の思慮分別をもって対応することとする」

英国では、ボリス・ジョンソン首相が新変異種の懸念からこれまでの誓約を覆し、国民にクリスマスの計画はキャンセルして12月20日(日)の朝から自宅待機するよう呼びかけたことを受け、国民に怒りの声が広がっている。

マット・ハンコック保健医療相は、英国の人口の3分の1近くに影響を与える厳戒 ロックダウンは、ワクチンが国民全体に行きわたるまで続けられる可能性があると 警告している。

「残念ながら新変異種は制御不可能な状態で、まずそれを制御可能な状態にしなければならない」と彼は言う。

状況は「極めて深刻だ」とハンコック氏は言う。「ワクチン投与が行きわたるまでは、ウィルスの拡散を制御するのは非常に困難だ。それが今後2カ月間我々の直面する現実だ」

ロンドンのオクスフォード通りは通常クリスマスの買い物客でごった返しているが、12月20日(日)にはほとんど人通りがみられなかった。通りがかりの人たちに聞いてみると、今回のロックダウンを支持すると言う人もいる。

「もっと前にする必要があった。超楽観的な約束をしたところで何の役にも立っていない」と保険業者のデイビッド(59)は言う。

しかし、サービス業に従事するリチャード・チャールズ(32)は、この動きについて性急すぎると言っている。「一夜にして一方的な絶対命令が通達されるのは迷惑だ」と彼は言う。

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