
アラブニュース日本版
アラブ首長国連邦ドバイのセブンズ・スタジアムで毎年開催されている7人制ラグビー・交流イベント、エミレーツ航空ドバイ・ラグビー・セブンズの主催者は、2021年のトーナメントが12月2日から12月4まで開催されることを正式に発表した。
大会は、2020年には新型コロナウイルスのパンデミックを受けて中止となったが、トーナメントには、世界クラスのザ・セブンズ・スタジアムでのクリケットのトーナメントを加える形で、これまで以上の参加が見込まれると、大会は発表した。
「2021年の日程を発表できる機会を得ることができ、非常に興奮しています。今年12月にこの砂漠に戻れることに世界中のチームや選手がどれほど興奮しているか、我々にはよくわかります」と、大会責任者のトマス・バーンウェルがプレスリリースの中で述べた。
「クリケットを加えることについては、スポーツをするさらに多くの男性や女性、少年少女が、この象徴的なトーナメントに参加する機会を得られるため、とてもワクワクしています。クリケットは、独自色をもたらし、ザ・セブンズ・スタジアムの設備を見せ示すことになるでしょう」と、バーンウェルは語った。
「12月の週末に開幕する従来通りの日程で再び開催できることも、非常に嬉しく思っています。スケジュールの再編成により、今年はより多くのラグビーとネットボールのチームをお迎えする予定です。これら3種目のエントリーは、3月1日に開始となります」と、バーンウェルは付けくわえた。
2021年には、大会はラグビー、クリケット、ネットボールの3種目全体で350以上のチームを受け入れる。参加チームや選手の半分以上は湾岸地域以外から参加する予定で、「ドバイの砂漠で開催されるスポーツの世界的祭典」としての大会の位置づけを強調している。
アジアラグビーのカイス・アブドゥッラー・アル・ダライ会長は、今大会でアジア人の参加が増加することを熱望していると表明した。
「エミレーツ・ドバイ・セブンズの再開に向けて計画が進んでいることを嬉しく思い、エミレーツ航空がアラブ首長国連邦ラグビー連盟と共同で主催するこの大会を、忘れられない大会にすべく、あらゆる利害関係者と連携します。このトップクラスの世界的な7人制ラグビーイベントにアジア諸国から参加いただけることを楽しみにしています」と、アル・ダライ会長は語った。