
メルボルン:日本にセンセーションを巻き起こした大坂なおみ選手は、延期されている東京オリンピックに出場することを約束すると話したが、今年オリンピックを開催するためには国民の承認が不可欠だと考える。
主催者らは、7月23日に聖火が灯される時までに新型コロナウイルスが収拾されていなくても、オリンピックを安全に開催できると今も断固として主張する。
3度グランドスラムチャンピオンとなった大坂選手は、最近の世論調査により、日本国民の80%が感染拡大により今年のイベントの主催に反対していることが示されたことを受け、心配していることを認めた。
現在、日本の大部分で新型コロナウイルスの感染急増に対処すべく緊急事態宣言が出されており、ほぼすべての外国人に対して国境は閉鎖されている。
「入国を認めることになるため、私の懸念は皆さんの全般的な安全だ」と大坂選手は話す。
「皆がさまざまな場所から入国してくる。私はただ皆さんに安心してもらいたい。」
23歳の彼女は2020年のオリンピックのイメージガールであり、今も日本を代表してホームゲームを行うことを期待する。
フロリダに住む大坂選手は、「オリンピックに出場するために、2週間自分の部屋にとどまるつもり」と語った。「前回は参加することが出来なかった。東京でプレーすることは私にとって非常に特別なことだ」
リオオリンピックの女子シングルスで銅メダルを獲得した、世界ランキング第9位のペトラ・クビトバ選手は、オリンピックを「5番目のグランドスラム」と表現した。
「もちろん、オリンピックが本当に開催されることを願っている」と彼女は日曜日に記者団に語った。
「私にとって、オリンピックは非常に重要だ」
2012年のロンドンオリンピックに出場し、ジカウイルスへの懸念から2016年のリオオリンピックの参加を見送った、ランキング2位のシモナ・ハレプ選手は、初のオリンピックメダルをめぐって争うことが今年の最優先事項であると語った。
「主な目標はオリンピックでメダルを獲得することであり、その場に立ち、最高レベルで競えるようにすることだ」と彼女はWTAのウェブサイトに語った。
AFP