


アラブニュースジャパン
カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国の首脳がG7サミットのために英国コーンウォールのカービス・ベイを訪れるのを記念し、4人の米大統領の顔が山肌に刻まれたラシュモア山にヒントを得て制作されたG7首脳陣の顔の像が同地にお目見えした。
環境への影響を訴えるため、電子機器の残骸を利用して制作された7つ顔の像の中には、菅義偉首相の顔もある。
BBCが伝えるところによると、これらの像は、アーティストのジョー・ラッシュさんが英国の電子機器のオンライン小売業者であるmusicMagpieからの依頼を受けて組み立てたもので、作品には「使えなくなった電子機器は埋め立て処分されてしまう。だから、製品を修理して再利用できるようにするか、あるいは長持ちさせる必要がある」というラッシュさんのメッセージが込められている。
ラッシュさんのメッセージは、より生産的な話し合いを促すことを目的としており、日本の多くの人々の参加も目指している。
サミット前日の6月10日、日本では環境活動家たちが集まり、菅首相と小泉進次郎環境大臣に対し、2030年までに二酸化炭素の排出をゼロにし、再生可能エネルギーに移行するよう平和的に呼びかけ、彼らの立場を確認した。
彫刻家のラッシュさんが『リサイクルモア(Recyclemore)山』と命名したこの作品は、サミットが開かれるホテルに面して設置されており、この作品によって十分な対話と認識が生み出すための戦略的な行動であるとBBCは伝えている。
この作品では、英国のボリス・ジョンソン首相、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、カナダのジャスティン・トルドー首相、ドイツのアンゲラ・メルケル首相、米国のジョー・バイデン大統領、イタリアのマリオ・ドラギ首相らが菅首相と共に一堂に会している。
環境への影響を訴えるため、電子機器の残骸を利用して制作された7つ顔の像の中には、菅義偉首相の顔もある。