東京:アフガニスタンの選手団の来日は叶わなかったが、火曜日のパラリンピック開会式ではアフガニスタンの国旗が掲揚されることとなった。
国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長は月曜、「連帯の証 」として国旗掲揚が行われることを明らかにした。
パーソンズ会長によると、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の代表が開会式の際に国立競技場で旗を掲げるとのことだ。パラリンピック開会式会場は、7月23日にオリンピックの開会式が行われたのと同じスタジアムだ。
先々週にタリバンが政権を奪還し、アフガニスタンのパラリンピック選手2名は東京に辿り着くことができなくなってしまった。パラテコンドーのザキア・フダダディ選手と円盤投げのホサイン・ラスーリ選手だ。
パーソンズ会長によれば、東京パラリンピックには162の代表団が参加し、その中には難民の選手も含まれるという。IPCの発表によると、パラリンピックには約4,400名の選手が出場予定だ。正確な数は火曜日に発表される。
AP