

ボクシングのダブル世界戦は14日、東京・両国国技館で行われ、世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)がIBF同級5位のアラン・ディパエン(タイ)を8回2分34秒、TKOで下した。WBAは6度目、IBFは4度目の王座防衛に成功。井上尚の戦績は22戦全勝(19KO)、ディパエンは12勝(11KO)3敗。
世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級は、同級1位の谷口将隆(ワタナベ)が、王者のウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)に11回1分8秒でTKO勝ちし、2度目の世界挑戦で新王者となった。
谷口は2回に左の強打でダウンを奪うなどして、優位に試合を進めた。戦績は15勝(10KO)3敗、メンデスは16勝(6KO)2敗。
時事通信