アラブニュース
ロンドン:ラスベガスのホテル事業者、ウィン・リゾーツは、2026年にUAEのラス・アル・カイマに数十億ドル規模のリゾートを開設する計画を発表した。
アル-マルジャン、 ウィン・ホールディングス、およびRAKホスピタリティの共同声明によると、この大規模な複合施設には客室1000室、少なくとも10ヶ所の飲食店、そしてコンベンションセンターが人工のアル-マルジャン島に開設される。
この新リゾートは「アラビア湾と砂浜やマリーナを望む、スリル満点の環境を提供する」という。
ウィン・ホールディングスとRAKホスピタリティの発表によると、そのほかにも「ゲームエリア」が用意されるという。
ウィン・リゾーツのクレイグ・ビリングス最高経営責任者(CEO)によると、アル-マルジャン島は「ウィン・リゾーツで評判の非常にユニークなゲスト体験を提供する、本来の自然環境であり、理想的な未開発地域であるという。
「この地域にはホスピタリティと観光の両業界にとって素晴らしいポテンシャルがあり、ラアス・アル・カイマにおける統合リゾート開発の見通しに大いに期待している。」
このリゾートは海外からの「大規模な」直接投資によってウィン・リゾーツが開発を行い、発展するラアス・アル・カイマのホスピタリティ業界の中で業界最大のプロジェクトとなっている。
ウィン・リゾーツは世界中で豪華ホテルとエンターテイメント施設を運営しており、その一部にはカジノも用意されている。
ウィン・ホールディングス、アル-マルジャン、そしてRAKホスピタリティによると、同リゾートは「観光旅行を加速させ、雇用を生み出し、関連業界の成長を活気づけることで地域経済に膨大な価値を生み出す」とされ 、最も厳密な持続可能性の手法で開発されるという。
これとは別に、ラアス・アル・カイマ観光/開発庁は、「ゲームの規制について、世界中のさまざまな統合リゾートで運営される国際ベストプラクティスを保証する」ための新部門を立ち上げている。
発表によると、その主要優先事項は、ゲームのフレームワークを作ることだとされ、「監督機関の構造によって統合リゾート内のすべてのゲーム関連事業者に対応し、事業者、サプライヤー、従業員に該当する法令や規制(金融犯罪法も含む)へのコンプライアンスを求める」という。
ラアス・アル・カイマ国際空港からわずか15分の距離にあるアル-マルジャン島は観光目的地として既に上位にランキングされている。
およそ8 km続く、活気に満ちた砂浜や、水辺地区を23 km有し、ワールドクラスの多数のホテルと共に、宅地造成も進行している。