アラブニュース・ジャパン
ドバイ:日本では、春は桜の季節だ。1月中旬に沖縄から始まり5月上旬に北海道に到達する桜の開花をじっくりと鑑賞する「花見」や、お祭り、料理など、さまざまな行事で、日本中がこの季節を祝う。
八幡市では、背割堤や淀川河川公園で200本以上の桜を見ることができる。また、訪問客は近くにある石清水八幡宮にも立ち寄ることができる。
さらに季節の祭りに参加したい日本の訪問客は、毎年4月15日、16日に岐阜県高山市で開催される「春の高山祭」を訪れ、からくり人形が舞う伝統的な屋台を見学することができる。
日本政府観光局のホームページによると、屋台は「色鮮やかで精巧な装飾」が施され、「何世代にもわたって受け継がれてきた技術を体現」しており、「背景となる築数百年の建物が並ぶ歴史ある街並み」がそれを引き立てるという。
よりゆったりとした鑑賞体験を求める人々は、ホテル椿山荘東京で、ホタルや池、滝に囲まれた20種類120本の桜を鑑賞することができる。
同ホテルでは、待望の桜が見られるだけでなく、「ハイドアウェイガーデンスイート」での静かな滞在や、1日に数回ミストが放出されるインスタレーション「雲海」探検も体験できる。
この季節に日本を訪問する人々は、桜を楽しむだけでなく、生け花や、淡いピンクの花びらをモチーフにした食べ物や飲み物、そしてこの時期に見られる絹の着物も楽しむことさえできる。
春といえば桜だが、他の花も一見の価値がある。例えば、河内藤園では、藤がトンネルやドームから枝垂れ、紫から白まで移ろう花のキャンバスとなる。