【ロンドン時事】東京都の小池百合子知事は27日、温室効果ガスの排出量を2030年までに00年比で半減させると表明した。50年までに排出量を実質ゼロとする既存目標の実現につなげるため、早期の対応を目指す。
世界経済フォーラム(WEF)のオンライン会合で語った。小池氏は「タイム・トゥ・アクト」という標語を掲げ、「東京と協力して行動を変えようと市民や企業に呼び掛けている」と述べた。
小池氏は同時に「東京をグリーン・ファイナンスで先駆的な都市とする」とも宣言。環境投資に必要な資金調達に向け、2月3日に有識者会議を開催するとしている。
JIJI Press