




アラブニュース・ジャパン
ドバイのメイダン競馬場で開催されたワールドカップ競馬で、日本から参加の5頭が1着を獲得し、記念すべき1日となった。
矢作芳人調教師は、出走の4頭中3頭を勝利させた。
バスラットレオン、ステイフーリッシュ、パンサラッサの3頭が勝利し、矢作調教師の晴れ舞台を飾った。
しかし、メインイベントのドバイワールドカップ(賞金1,200万USドル)ではチュウワウィザードが3着となり、日本は勝利することが出来なかった。
昨年のドバイワールドカップではミスティックガイドに続き2着だったチュウワウィザードは、もっと良い成績を残すことが期待されたが、カントリーグラマー(ランフランコ・デットーリ騎乗)がボブ・バファート調教師にワールドカップ4勝目をもたらした。
日本のバスラットレオンはゴドルフィンマイルを制し、日本代表として幸先の良いスタートを切った。バスラットレオンの調教師は矢作芳人で、酒井瑠星が騎乗した。
その数分後、ステイフーリッシュ(クリストフ・ルメール騎乗)がドバイゴールドカップを制し、矢作芳人調教師は再び金星を挙げた。
絶好調の日本勢は、更にクラウンプライドがサマーイズトゥモローを抑え、UAEダービーを制した。
新谷 功一が調教し、ダミアン・レーンが騎乗したクラウンプライドは、サマーイズトゥモローを抑えて1900ダートトラック・レースを制し、賞金100万USドルを獲得した。
ドバイターフのトロフィーは、日本のパンサラッサとロードノースがデッドヒートの末に分け合った。
日本から2回目のエントリーとなったヴァンドギャルドは3着に終わった。
この日は日本勢が活躍した。シャフリヤールがロンジン・ドバイシーマクラシックを制覇したほか、日本から2回目のエントリーとなったオーソリティは3着に入った。
2021年3月26日、メイダン競馬場で開催された競馬イベント「ドバイワールドカップ」に参加するステイフーリッシュ(日本)に騎乗するクリストフ・ルメール騎手(右)。(AFP)
UAEダービーを制したクラウンプラウドの疾走(ダミアン・レイン騎乗)。(ロイター)
ドバイターフの第1グループでデッドヒートを繰り広げるロードノース(フランキー・デットーリ騎乗・中央)とパンサラッサ(吉田豊騎乗・右)。(AP)
ロンジン・ドバイシーマクラシックで疾走するシャフリヤール(クリスチャン・デムーロ騎乗)。(ロイター)