
サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の審判団に、女性としてW杯史上初めて選ばれた山下良美主審(36)が20日、オンラインで会見し、「W杯は夢のまた夢だった。幸せや感謝の気持ちが湧き上がってきた」と語った。
女性は主審3人と副審3人が名を連ねた。実績のある男性審判員が控える中で日本からは唯一の選出となり、「責任を感じる。複雑な気持ちも正直ある」と胸中を明かした。
W杯は男子の世界トップレベルのスピードで試合が展開される。J3やACLで笛を吹いているが、今後はJ1、J2を担当することも視野に入れ、「努力して準備したい」と述べた。
時事通信