

アラブニュース・ジャパン
革新的な技術を用いてエデュテインメント(エデュケーション/エンターテインメント)コンテンツを発信しているグローバルメディア企業FilmDooが、長崎原爆投下77周年を記念した映画を制作した。
FilmDooの公式ウェブサイトによると、6月中は無料でアクセスできるこの映画は、1945年8月9日の長崎原爆投下の生存者の個人的な証言を収録している。
「我々FilmDooは、戦争の恐ろしさを思い出させるメッセージを届けたいと思った。映画の力を利用して、この大切なメッセージを伝え、自分では経験していない出来事や遠い存在に思える人々に対する共感やつながりを作り出したかった」と、FilmDooのCEOであるウィーラダ・スチャリトクル氏はアラブニュース・ジャパンに対し語った。
スチャリトクル氏は、国際社会における関係を改善するうえで、共感を築き、歴史の物語や教訓を紹介することの重要性を理解している。
FilmDooウェブサイトの、映画「KIND PEOPLE: UNTOLD STORIES OF THE NAGASAKI BOMBING」に関するインタビューの中で、松本和巳監督は「メディアに対して経験を語ったことのない人々の声を残したいと思い、そのような人々を探し始めた」と語った。
松本監督はインタビューで、オーラル・ヒストリーを残すうえでの映画の重要性を強調し、「当事者の生の声が持つ説得力に触れ、これは残すべき声だと強く感じた」と語った。
映画は次のリンクからアクセスできる。 https://lnkd.in/e5E8pErS