
アラブニュース
ドバイ:Googleは、レバノン初の女性医師であり、レバノンで教育を必要とする多くの少女や女性にインスピレーションを与えてきた医療界のパイオニア、サニヤ・ハブーブ医師の人生を称えた。
6月10日は、1931年にハブーブ博士が米国の大学の医学科を卒業した日にあたる。
ハブーブ博士は、ペンシルベニア女子医科大学で、婦人科および産科の医学博士号を取得した。
彼女の卒業を称え、ペンシルベニア女子医科大学はプリンストン大学からレバノン人の歴史学者と教授を招き、卒業式のスピーチを依頼した。
ハブーブ医師は、自分の名前を冠した奨学金を後輩たちに支給することで、大学への感謝の気持ちを表した。
1933年にベイルートに戻ったハブーブ医師は、地域でバブ・イドリスという診療所を開業した。また、レバノン赤新月社を設立し、ムスリム孤児院、ムスリム青年女性教会、マカセド病院の理事を務めた。
50年にわたるハブーブ医師の献身的な医療への奉仕を称え、1982年、レバノン政府は彼女に保健功労賞を授与した。またベイルートには、ハブーブ医師の名を冠した通りが誕生した。