アラシュード・アブドラ
ジェッダ:西暦647年にメッカの港となる以前より、アル・バラド地区(ジェッダ歴史地区)は魅力的な海岸近くに建設され、長年にわたって多くの文化を含む人々の中心地となっている。
ジェッダのアル・バラド地区では歴史的な物語で知られる8つの門があり、最も有名なのは、サウジアラビア時代の40年代初頭に建てられた。この城壁の最後の門とされる東側の「バブ・ジャディード」、それに続くベドウィン市場に面した東側の市場の要塞とされ、また橋でもある「バブ・メッカ」、南側の路地の人々がピクニックや「ハラジ・アル・アスル」などの外の市場訪問によく使い、現在は大きな人気の市場となっている「バブ・シャリフ」などがある。
街に入っていくと、紅海のサンゴで建てられた複雑なデザインの家々が有名である。マシュラビーヤとして知られるカラフルなラワシャン(Rawashin)バルコニーが付いている。
ラワシャン(Rawashin)はロシャン(Roshan)の複数形であり、ペルシャ語(Rosen / バルコニーという意味)に由来している。多くの光を取り入れる高い窓を意味し、ジェッダは基本的に暑いので水を冷たくするためにも使っていた。
最近サウジアラビア観光省は、繁栄する観光産業でのキャリアを追求する10万人の若い国民向けに、必要なホスピタリティスキルを身に付ける新しいプログラムを開始した。国際的な観光の拠点であるアル・バラド地区を含むジェッダ市は、様々な国々からの観光客を受け入れている。