
東京:日本サッカー協会の責任者らは、立候補締め切り2日前の13日、来年のアジアカップの開催地として中国に代わって立候補する可能性は「ほとんどない」と述べた。
韓国は既にアジアサッカー連盟に対し、2023年6月から7月に予定されている24チームによる大会開催に正式に立候補することを伝えている。
日本サッカー協会は立候補する計画なのかとの問いに対し、JFAの反町康治技術委員長は、「検討は行っているが、可能性はほとんどない」と記者団に語った。
中国は大会を主催する予定だったが、厳しいゼロコロナ戦略に関連する課題を理由に、5月に辞退した。
アジアサッカー連盟は、4年に1度の大会の開催の新たな立候補地を募集し、6月30日を期限としたが、その後7月15日まで延長された。
アジア杯で4回優勝したことがある日本は、1992年に大会を開催したのが最後だ。
韓国は1960年以来、アジア杯を開催しておらず、大会を開催したものこの時だけだ。
新型コロナの規制により、中国は世界のスポーツ界から遠のいている。
5月には、9月に杭州で開催される予定だったオリンピック並の規模のアジア競技大会の主催者が、新型コロナによる物流上の問題により、大会を延期した。
当初6月に成都で開催される予定だったユニバーシアードも、「状況が引き続き不透明」であることを理由に、2度目の延期となった。
AFP