

アラシュード・アブドラ
リヤド:様々な慈善センターを持つ、プリンセス・アルアヌード慈善財団が“青少年育成センター「Warif」”を通じて、日本の国際協力センターJICEと協力を進めている。サウジの若者に力を与え、積極的なコミュニティ参加を促す “フューチャー・メーカーズ・プログラム”を始め、起業家精神を培うトレーニングプログラムなどがある。
「Warif」センターは、2012年の設立以来、国の発展プロセスを支援する質の高いプログラムにより、刺激的なアイデアで人生の成功を目指す若者達に力を与えることを目指している。若者達が社会の構築に貢献し、自分の能力を発見する機会を自身で見つけるための、スキルトレーニングを通じた能力開発、精神の強化を行う。
今回のプログラムは、男性と女性の両方の学生、社会人、起業家を対象としており、起業家精神における最新の動向を共有し、スタートアップの環境、その設立と投資の現状について学び、且つ日本の文化と歴史にも触れる。
プログラムは2つの段階で行われ、最初の段階は2021年1月18日から25日までの期間中にオンラインで開催された。二つ目の段階では、その時学んだことを実現するために日本を訪問する。日本訪問は、最初の段階での評価を基に選ばれた、限られた数の受講者が参加する。
プリンセス・アルアヌードセンターのアシスタント マネージャーであるアルマリキ・ファハド氏は「第一段階は完了しており、日本を訪問する第二段階は日本のコロナ感染状況を照らしながら、現地の企業とスケジュールを再調整し、2023年初旬に実施することを検討中している。」と語った。