





カルドン・アズハリ
東京:東京競馬場で土曜日に行われた第8回サウジアラビアロイヤルカップで、横山和生騎手のドルチェモア(牡、栗東・須貝尚介厩舎)がデビュー2連勝を果たした(2歳オープン、GⅢ、芝1600メートル、9頭立て、)。
2万人のファンが見守る中、先頭を走るグラニットを追い上げたドルチェモアは、ゴール直前で勝利を決めた。シルバーデュークは3位、最も人気だったノッキングポイントは4位だった。
ドルチェモアは、父ルーラーシップ、母アユサン、母の父がディープインパクトという日本で有名な血統。8月の北海道札幌市でのレースで優勝している。
マルワン・アルオラヤン・サウジアラビア騎手クラブ最高経営責任者兼サウジアラビア騎手協会事務局長は、優勝賞金3300万円(61万9000ドル)を横山騎手に手渡した。
横山氏はアラブニュース・ジャパンに対し、「ナーイフ・マルズーク・アルファハーディ駐日大使の支援に感謝いたします」と語った。
アルオラヤン氏は「バンダル・ビン・ハーリド・ビン・ファイサル・アルサウード王子に代わり、サウジアラビア王国とサウジアラビア騎手クラブをご紹介できたこと、そしてここ日本で出会った温かいおもてなしを歓迎しております。今回のレースは、日本とサウジアラビアが次の段階に進むために、このパートナーシップで協力する素晴らしい機会です」と述べた。
一方、日本中央競馬会の伊藤裕国際部部長はアラブニュース・ジャパンに、サウジアラビアと日本は非常に親密であることから、このレースを創設したと語った。「サウジアラビアRCの日本での優勝馬はとても成功しており、クラシック・シーズンでとても良い3歳馬に成長しています」
伊藤氏は優勝した騎手や優勝馬がサウジアラビアのレースに出場できることを期待していると表明した。「私たちは、日本競馬の代表が偉大な王国を訪れる機会があることを願っています。日本の関係者はサウジ杯などへの出場を楽しみにしています」
アルファハーディ駐日大使は、日本中央競馬会や日本の外務省、外交官などの高官が出席する歓迎会を行った。