


パラリンピックのチケット販売第2段開始にともない、水曜日に日本のパラカヌー競技者瀬立モニカが東京2020大会のチケットデザインを発表した。
主催側は各競技のピクトグラムをあしらった、4色のいずれかで描かれたシンプルなチケットデザインは、日本の伝統的なフォーマルドレスである着物の生地のデザインから影響を受けていると述べた。
使用される色は赤、青、紫、緑で、日本の四季を表現している。
オリンピックのチケットは2019年5月に発売しており、水曜日の主催側の発表によるとこれまでに448万枚が販売された。
主催側は依然としてどれだけのチケットを販売するかについて明らかにしていないが、東京2020のオリンピック開催の立候補の段階では、780万枚を販売すると述べている。
パラリンピックのチケットも日本のスポーツ愛好家に人気の品となっており、水曜日には両大会の国内販売第2段が開始した。
米国のパラアーチェリー銀メダリストのマット・スタッツマンは東京を訪れ、パラリンピックのために一層の支援を呼び集めた。
「観客はアーチェリーを観戦して、基本的には不可能と思われることを目撃することになると思います」とスタッツマンは語った。彼はロンドン2012で銀メダルを手にしている。
「つまり両腕のない私のように、身体障害のある人々が試合で最高レベルのパフォーマンスをするところが観られるのです」
東京2020オリンピック大会は7月24日から8月9日まで開催され、パラリンピックは2週間後の8月25日から始まる。
ロイター