
東京: 日本代表のヘッドコーチであるジェイミー・ジョセフ氏は、土曜日に東京で行われたテストマッチにおいて38-31で敗れるまでプッシュしつづけていた彼のチームは、もはやオールブラックスを恐れていないと語った。
日本はニュージーランドに試合で勝利したことはないが、4トライを披露した魂のパフォーマンスにより最終分までわずか4ポイント差で食らいついていた。
オールブラックスは、アイルランドとのシリーズ戦に地元で敗れ、南アフリカでは大敗、アルゼンチンとのホーム戦でも初めて敗れるなど、激動の1年を過ごしていた。
1990年代前半にオールブラックスで20キャップを獲得したニュージーランド出身のジョセフ氏は、オールブラックスとの試合前に日本は勝利するための「完全な自信」を持って臨むと述べた。
「誰もがオールブラックスのことを考える。実のところ、それが彼らの鎧の一部になっているのです」と彼は語る。
「オールブラックスでプレーしていた25年前によく話していたのは、誰もが我々を少し恐れているということです」
「確信はありませんが、もはやそれはないのだと思います」
ニュージーランド出身で日本のルースヘッドプロップであるリーチ マイケルは、オールブラックスが無敵であるという空気はもう消え去ったと確信している。
「かつては、オールブラックスと戦うことになったチームは心理的に彼らには勝てないと考えてしまっていたが、今はそこに綻びが見えていると思う」と彼は語る。
「それが可能であるということを我々は今日示しました。あと10分あったらどうなっていたでしょうね」
日本代表は2015年のワールドカップで南アフリカを破り、4年後には地元大会でアイルランドとスコットランドに勝利して準々決勝に進出した。
キャプテンの坂手淳史は勝利のリストにオールブラックスを付け加えられなかったことが「悔しい」という。
「我々は勝つために試合に臨みましたし、そのための準備をこの一週間やってきました」と彼は語った。
「ウォームアップ中にチームメイトの表情を見たのですが、誰もが自信に満ち溢れていました。だから負けたということは、あと一歩及ばなかったということだと思います」
AFP