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カタール、エクアドルに敗れ、ワールドカップ史上初の開幕戦を落とす開催国に

2022年11月20日、ドーハの北、アル・ホールにあるアル・バイト・スタジアムで、ワールドカップ2022グループAのカタール戦に勝利して祝福するエクアドルの選手たち。(AFP)
2022年11月20日、ドーハの北、アル・ホールにあるアル・バイト・スタジアムで、ワールドカップ2022グループAのカタール戦に勝利して祝福するエクアドルの選手たち。(AFP)
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21 Nov 2022 04:11:17 GMT9
21 Nov 2022 04:11:17 GMT9
  • アジアチャンピオンのカタールは、60,000人収容のアル・バイト・スタジアムで観衆の大多数の声援を受けた
  • エクアドルが2対0で勝利し、フィールドでその強さを証明した。

ドーハ:カタールは、エクアドルに2対0で敗れ、ワールドカップ史上初めて開幕戦を落とす開催国となった。この日曜日のトーナメントの幕開けでは、エネル・バレンシアが2得点を挙げた。

アジアチャンピオンのカタールは、60,000人収容のアル・バイト・スタジアムで観衆の大多数の声援を受けたが、華々しい開会式に続くパフォーマンスを披露することはできなかった。

エクアドルは、バレンシアのヘディングで開催国のファンを沈黙させ、夢のようなスタートを切ったかに思われたが、ビルドアップの段階でオフサイドがあったとして、VARでゴールは無効となった。

バレンシアは前半16分にPKで均衡を破り、30分すぎにも加点して、エクアドルはリードを2点に伸ばした。

カタールは後半になってわずかに立ち直ったが、試合終了の頃には、モーガン・フリーマンとBTSのジョン・グク出演の開幕セレモニーを歓迎した興奮は遠い記憶となり、多くのファンが落ち込んだ雰囲気の中で早々にスタジアムを後にした。

フェリックス・サンチェス率いるカタールは、2010年の南アフリカに続いて2か国目の1次ラウンド敗退国という不名誉を避けるために、金曜日に行われるグループA第2戦のセネガルとの試合で、確かな結果を残す必要がある。

カタールが勝利でスタートを切ることができるだろうと、観衆の期待は高かったが、ワールドカップ初出場チームの力不足は、優れた実力のエクアドルによって冷酷に暴露された。

カタールはこの試合で、ゴールポストの枠内にシュートを放つことさえできず、観衆は試合終了のホイッスルが鳴るはるか前にスタンドを後にした。

ワールドカップ92年の歴史の中で、開催国はこれまでに開幕戦を16勝し、6回引き分けている。

エクアドルは、フェリックス・トーレスのミートし損なったオーバーヘッドキックから、キャプテンのバレンシアが頭で押し込み、試合開始から3分でゴールネットを揺らした。

VAR審判は、トーレスがカタールのGKサード・アル・シーブとボールを争った後、ビルドアップの段階でミチャエル・エストラーダにオフサイドがあったことを発見した。

とはいえ、エクアドルは試合開始当初の主導権を完全に握り、バレンシアがゴール際でアル・シーブに倒されてPKを獲得した。

この元ウェストハムのフォワードは、冷静にアル・シーブとは逆方向のゴールポスト下隅にボールを蹴り、自身36点目の国際マッチでのゴールを決めた。

エクアドルは、モイセス・カイセドの押し上げから、右サイドバックのアンヘロ・プレシアードがクロスを入れ、バレンシアが強烈なヘディングを突き刺して2点のリードを奪うまで、長く待つ必要はなかった。

これには、観衆でほぼ埋まっていたスタジアムに後から一緒に到着して、同じTシャツを着ていた、ゴール後ろに陣取る熱狂的なカタールファンの一団でさえ、いとも簡単に沈黙した。

カタールが優勝したアジアカップ2019の英雄アルモエズ・アリは、ハーフタイム直前に1点を返すチャンスを得たものの、8ヤード離れたところからフリーで放ったヘディングを正確に操ることはできなかった。

エクアドルは、ハーフタイム後にカタールにボールを持たれるようになったものの、アル・シーブのダイビングセーブで得点にはならなかったロマリオ・イバーラのシュートなど、依然として主導権は渡していないように見えた。

バレンシアは、後半32分に一連の激しいチャージを受けて反対のエンドで倒れ、足を引きずりながら交代したが、それはエクアドルにとっての最高の夜から一部の輝きを奪っただけであった。

観客数67,372人がスピーカーから公式発表される頃には、スタジアムに残る観衆はほぼ半減していた。

AFP

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