
アラブ・ニュース
【リヤド】ジャナドリヤのキング・アブドルアジーズ競馬場では、土曜日にサウジアラビアのジョッキークラブが主催するプリンス・アブドゥラー・ビン・ジャロイ・カップの開催が予定されており、賞金8万ドルをかけて4歳の牝馬が複数馬参加する予定である。
今回のレースは、故王子と、王子が建国の父・故アブドルアジーズ国王と共に王国統一に尽力した功労に敬意を表して、第96回ジョッキークラブシーズンのフェスティバル期間中に開催されるものである。
今週は、アルジョウフ州知事杯と文化省杯も開催され、金曜日にはジャパンカップの開催が予定されている。
プリンス・アブドゥラー・ビン・ジャロイ・カップは、スモーキークォーツ、ジュマナット・アルリーム、マズユナなどの牝の子馬が参加し、1,400メートルコースで競走する予定だ。
ジャパンカップ
ジャパンカップは、前世紀末に故アブドゥラー国王が皇太子時代に日本を訪問したことをきっかけに、サウジ国内の競馬場で初めて開催が承認されたG3レースである。
一方、日本でもまた両国の交流を象徴するレースとして、毎年10月に「サウジアラビアロイヤルカップ」が開催されている。
今年は、賞金4万4,000ドル(約5,000万円)を懸けて、4歳以上の牝馬が1,600mコースで競う。
イスラジ、アヴァリナ、モルエダ、ボトーラートなどが有力視されている。
アルジョウフ州知事杯
アルジョウフ州知事杯は土曜日の夕方に開催される最初の重賞レースで、4歳以上の馬が参加し、2,400メートルコースで競われる。
レースには20頭が参加し、ヘシャン、アルジャマニー、ラテン、マブダクなどが有力視されている。
文化省杯
土曜日に開催される第10戦では、4歳以上の馬が文化省杯のタイトルを懸けて競う。
レースは1,600メートルコースで行われ、モン・ショワ、トレド、アジアン・エンジェル、アスタロトなどが人気を集めている。