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サウジアラビアのデザイナー、アラー・バルヒーが手袋を再びオシャレなアイテムに

12 Feb 2020
元グラフィックデザイナーが最近になって自分の名にちなんだアラー・ビント・ハーシムのブランドを立ち上げた。(提供画像)
元グラフィックデザイナーが最近になって自分の名にちなんだアラー・ビント・ハーシムのブランドを立ち上げた。(提供画像)
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Updated 12 Feb 2020
12 Feb 2020

カオラ・ガーネム、ドバイ

ミニバッグや大きなスニーカーが席巻したのに続き、ここへ来て思いがけない新しいアクセサリーが注目の的になっている。それは手袋である。

この所、セレブの間ではレトロ・ファッションがますます人気を集めている。ビヨンセやブレイク・ライヴリーを始めリアーナやアリアナ・グランデに至るまで、皆が古風なアクセサリーを見に着けている。ファッションショーでも、オペラ・グローブが復興の兆しを見せており、ヴァレンティノの2020年春コレクションやキム・ジョーンズのディオールでのジュディ・ブレイム追悼コレクションにも取り入れられている。

しかしながら、16世紀に人気を博した装身具で、どうやってZ世代の心を掴むことができるのだろうか?その答えはニューヨークを拠点とする、ジッダ生まれのアラー・バルヒーである。バルヒーは元々はグラフィックデザイナーだったが、最近になって自分の名にちなんだアラー・ビント・ハーシムのブランドを立ち上げた。これは今は無い、フィユンカというブランドの成長した姉にあたるものである。アラー・ビント・ハーシムはデリケートな手縫いの手袋に力を注いでいるが、この手袋は誰をも魅了するものである。

デリケートな手袋は一つ一つサウジアラビアで手縫いされたものである。(提供画像)

バルヒーは、ヴィンテージ品に手袋を入れる決定をした裏には、大人になって外国で初めて冬を過ごした経験があると、アラブニュースに語った。「手袋は私のスタイルに欠かせないものになりました」と30歳になるデザイナーが述べ、更に「明らかに私は、手袋というものはその生地と同様、身に着けられるもの、空気のように軽いもの、そして心地よいものでなくてはならないと考えていました」と続けた。

手刺繍を施した透明なレースのデザインを特徴とし、ピスタチオ色や薄紫色のような抑えた色の手袋は、超フェミニンなデザインであるが、ロングドレスに合わせて身に着けることもできるし、とにかく目立ちたいという人は何重もの指輪やブレスレットと一緒に身に着けることもできる。そしてこの手袋はアイフォーンが操作できるように、十分薄く出来ている。

手袋はピスタチオ色や薄紫色のような抑えた色で、手刺繍を施された透明なレースのデザインである。(提供画像)

手袋は一つ一つジッダにあるファッションハウス、オト・キュティエで作られている。オト・キュティエはスロー・ファッションを採用し、サウジアラビアのデザイナーや職人の支援をしている。ここでは手袋は厳寒や太陽の紫外線等の環境要因から身を守るだけでなく、この地方の職人技を保護し、地域社会の向上にも一役買っている。

「アラー・ビント・ハーシムが独り立ちする過程では、スローファッションと倫理を根底にすることが主な特徴であり、使命でもありました。それにはフェアトレードや労働者の権利も含まれます」とデザイナーが説明した。

バルヒーは「華麗だった過去を懐かしむ」女性のためにデザインしていると語った。(提供画像)

手袋は必需品ではないし、昔のようにオシャレな習慣ではないが、バルヒーは「華麗だった過去を懐かしむ」女性のためにデザインをしていると語った。

初めて手袋を身に着けたいが、時代がかった装束を着ているようには見られたくない人へのアドバイスは何かあるだろうか。「今持っている服の半分以上と良く合う色の手袋を選ぶことをお勧めします。また、着けて心地の良いもの、手首や指にピッタリと合うものを選び、爪は長く伸ばさないことです。特に生地が透けるものならなお更です」

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