
ロサンゼルス時事:米ワーナー・ブラザース・フィルム・グループが7月31日、配給する実写映画「バービー」に合成された原爆投下を想起させる画像の投稿に対し、同作品の米公式アカウントで好意的な反応を示したことについて、謝罪を表明した。米芸能メディアにコメントを寄せた。
報道によると、声明では「無神経なソーシャルメディアへの関与を遺憾に思う。スタジオは、心から謝罪する」と述べた。
問題となったのは、北米で21日公開された「バービー」と「原爆の父」と呼ばれた故ロバート・オッペンハイマー氏の評伝映画「オッペンハイマー」を巡る画像。SNS上で、原爆投下を思わせる背景とバービーを合成した画像が出回り、これに公式アカウントで「忘れられない夏になりそう」とハートの絵文字付きで応答。日本では未公開ながら、批判が巻き起こっていた。
批判に対し、ワーナーの日本法人は31日、声明で「アメリカ本社の配慮に欠けた反応は極めて遺憾。しかるべき対応を求める」と陳謝していた。
時事通信
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