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日本の経産相、イスラエルとの関係強化に意欲

西村康稔経済産業大臣がイスラエルのアイザック・ヘルツォーク大統領を表敬しました。(X/@nishy03)
西村康稔経済産業大臣がイスラエルのアイザック・ヘルツォーク大統領を表敬しました。(X/@nishy03)
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04 Sep 2023 09:09:42 GMT9
04 Sep 2023 09:09:42 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:イスラエルとの産業協力を具体化するため同国を訪問中の西村康稔経済産業相は月曜日、イツハク・ヘルツォグ大統領を表敬訪問し、両国の緊密なビジネス関係を強調した。
西村氏には日本から産業界の代表29人が同行。昨年、国交樹立70周年を迎えた日本とイスラエルの経済関係について、「順調に発展してきている」と指摘した。
西村氏は「日本のイスラエルへの投資額は年間30億ドルに達し、進出日本企業数は現在90社と過去10年間で3倍に増加した」と述べた。
西村氏はイスラエルを約30年前にバックパッカーとして初めて訪れて以来、何度か訪問している。2018年に安倍晋三元首相の同国訪問に同行しており、「二国間関係の強化と地域の平和と安定に貢献していく」と述べた。

西村大臣はパレスチナも訪問し、パレスチナのマフムード・アッバース大統領と会談した。

西村大臣は、パレスチナ政府による経済発展に向けた取組み、特に日本政府の援助で実施されたジェリコ農産加工地区(Jericho Agro-Industrial Zone)プロジェクトに対する日本の支援を表明した。

大臣は、貿易の発展、より多くの二国間合同会議の開催、並びに覚書(MOU)を通じた二国間関係の制度化の重要性を強調した。

西村大臣とアッバース大統領は、関係維持と経済関係活性化に資する体制の構築に合意した。

パレスチナ、トルコ、英国にも赴く。英国では、日英関係の一層の深化について国際戦略研究所でスピーチする予定。
 
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