
リヤド:サウジアラビアのアル・ナスルは8月1日火曜日、バイエルン・ミュンヘンのストライカー、サディオ・マネの獲得を発表した。
セネガル代表FWは、サウジアラビア・プロリーグに加入する新たな注目選手であり、バロンドールを5度受賞したクリスティアーノ・ロナウドと合流することになる。
両クラブはかつてのリヴァプールのスター選手であるマネの移籍を発表し、ドイツメディアはマネの年俸を3千万ユーロ(約32億9千万ドル)、さらに成績に応じて支払われる1千万ユーロのボーナスを加えて、総額約4千万ユーロと見積もっている。
31歳のマネは、ロナウドの獲得でサウジアラビアのクラブによる獲得ラッシュの最初のクーデターを成し遂げたクラブであるアル・ナスルに加入する。
マネはリヴァプール在籍中の6シーズンでチャンピオンズリーグとプレミアリーグを制覇し、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノとともにユルゲン・クロップ監督の非常に素晴らしいフロントスリーの重要な一員だった。
アフリカ年間最優秀選手賞を受賞した2022年、マネはバイエルンに移籍した。
シーズン序盤は好調だったものの、バイエルンではマネの実力は発揮されなかった。
11月に行われたブンデスリーガのヴェルダー・ブレーメン戦で、マネは腓骨を負傷し、同シーズンは離脱となった。
昨年末にカタールで開催されたワールドカップは、この負傷により欠場を余儀なくされ、セネガル代表にとっては大きな痛手となった。
マネは2023年にバイエルンのチームに復帰したものの、チャンピオンズリーグでマンチェスター・シティに破れ、チームメイトのレロイ・サネと殴り合いになったことで、問題が浮き彫りになった。
バイエルンはマネに約35万ユーロの罰金と1試合の出場停止処分を科したと報じられた。
今シーズン、マネは全コンペティションを通じて38試合に出場し、12ゴールという不本意な成績に終わった。
契約を2年残してのバイエルン退団となった。
国際舞台では、マネは2022年のアフリカネイションズカップでセネガルの優勝に貢献した。
ロナウド以外にもアル・ナスルは今夏、クロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチ、ブラジル代表フルバックのアレックス・テレス、コートジボワール代表MFセコ・フォファナらを獲得している。