日本で新幹線に乗って移動する乗客には悪い知らせだ。
東京〜大阪間での車内販売は10月31日に終了となる。
終了の背景は労働力不足の結果によるものだ。
JR東海は有名な車内販売を段階的に廃止するとしている。制服を着た販売員が飲み物や軽食を提供し、移動中の車内で通路をカートを押して、客車を出入りする際にお辞儀をするのだ。
乗客は長年、コーヒーやアイスクリーム、駅弁をワゴンから注文して楽しみ、同時に富士山の美しい景色を楽しんだ。
鉄道の広報担当者によれば、日本で初めて東京五輪が開催され、新幹線が開業した1964年以来、軽食や食品の販売は主力となっていたというが、車内ワゴン販売が始まった時期ははっきりしていない。
ネット上では落胆した反応が見られ、発表から数時間で、「シンカンセンスゴイカタイアイス」はXプラットフォーム(元ツイッター)のトレンドで5位に、「車内販売」は6位になった。
「このアイスを新幹線に乗る度に楽しんでいたことを覚えていますし、食事をせずに新幹線に飛び乗った時には、売っていたサンドイッチに救われました」と、ある利用者は言った。
グリーン車の乗客は11月1日から、QRコードを利用して食べ物や飲み物を注文できるようになるとJR東海は発表した。