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サウジアラビア、国の音楽の遺産を称える新たな祭典を開催

音楽の祭典は曲の歴史や地域社会との文化的なつながりに焦点を当てる。(Twitter @jeddahsuperdome)
音楽の祭典は曲の歴史や地域社会との文化的なつながりに焦点を当てる。(Twitter @jeddahsuperdome)
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29 Aug 2023 03:08:42 GMT9
29 Aug 2023 03:08:42 GMT9
  • 祭典はビジョン2030の理念の下で開催される多くの取り組みのひとつである

アラブニュース

リヤド:サウジアラビアは初めて、サウジの音楽の遺産を称える祭典を開催する予定。

文化省が主催する「Kingdom’s Melody(サウジ王国のメロディー)」の祭典が、9月28日から30日までジェッダ・スーパードームで開催される。

国営サウジ通信が28日に報じたところによると、祭典は曲の歴史や地域社会との文化的なつながりに焦点を当てる。

祭典では、オマール・ケダー、ファウジー・マフスーン、サレハ・アル・シェフリ、ムハンマド・シャフィーク、タレク・アブドル・ハキーム、タラル・バグハー、アブドル・リブ・イドリス博士の各曲を含む、サウジアラビア有数の影響力のある作曲家の作品が披露される。

来場者は祭典を通じて、サウジアラビアの音楽の過去について多くのことを学ぶことができる。祭典が開催される会場のエントランスホールに設置された壁画には、重要な作曲家やアーティストが描かれており、サウジの音楽界を変えた鍵となった物語、メロディー、出来事が取り上げられている。

「Send Peace(センド・ピース)」のイベントでは、来場者は有名な楽曲についてコメントする機会がある。また、初日の夜、サウジアラビアの歌手ムハンマド・アブドゥがケダー作曲の歌を数曲歌ったり、イドリスの曲を演奏したりする予定だ。

第2夜は、アブドル・マジード・アブドゥラーがマフスーンとアル・シェフリによる歌を歌う。最終日の夜にはエバディ・アル・ジャウハルがバグハー作曲の曲を、歌姫ダリア・ムバラクがハキームの音楽を、タラル・サラマがシャフィーク作曲の曲をそれぞれ披露する。

祭典は、サウジアラビアの個人、家族、地域社会の生き方や住みやすさの向上を目標とした、ビジョン2030の理念の下で開催される多くの取り組みの1つである。

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