
アブダビ:日本国際協力センター (JICE) は8月9日、アブダビで、UAE(アラブ首長国連邦)の学生たちが日本の企業や大学でサマーインターンシップを終えた経験を共有するインターンシップ・プログラムイベントを開催した。
このイベントは、インターンシップを終えた学生たちを祝福し、彼らが他の人たちと経験を共有するために開催された。当日は、磯俣秋男駐UAE特命全権大使や、UAEの学生たちが夏季インターンシップを終えた日本企業の代表者たちが出席した。
JICEの金森篤也マネージングディレクターは、アラブニュース・ジャパンの独占取材に応じ、このイベントについて次のように語った。「今年から対面インターンシップを再開できることを大変嬉しく思います。先日、UAEを訪問した岸田首相は、日本企業が提供するインターンシップ・プログラムへのUAEの若者の受け入れを促進するため、日本は引き続きUAEと協力していくとの考えを表明しました」
同氏は「JICEは、今年の成功を踏まえ、来年以降もさらに前進したいと考えています」と付け加えた。
JICEは、日本の経済産業省の後援・委託を受け、2012年から日本の企業や大学で、UAEの大学生を対象としたインターンシップ・プログラムを提供することに尽力してきた。
JICEはUAEの学生13人が、同国の有望な人材を育成するために特別に企画されたサマーインターンシップ・プログラムを無事に修了したと最近発表した。
8週間のインターンシップ・プログラムは、参加者に日本の最先端テクノロジー企業での実務経験と研究の機会だけでなく、日本の社会と企業環境の両方で文化に浸る機会も提供した。