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日本とイラン ニューヨークで安全保障問題を協議

ライシ大統領は、日本とイランの二国間関係を様々な分野で拡大したいと述べた。(AFP)
ライシ大統領は、日本とイランの二国間関係を様々な分野で拡大したいと述べた。(AFP)
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21 Sep 2023 05:09:54 GMT9
21 Sep 2023 05:09:54 GMT9

アラブニュースジャパン

東京:イランのセイエド・イブラヒム・ライシ大統領と日本の岸田文雄総理大臣は水曜日、ニューヨークで首脳会談を行い、安全保障問題と二国間関係について協議した。

岸田総理は、日本とイランの歴史的な友好関係を念頭に、中東地域の緊張緩和と情勢の安定に向けた外交努力を続けていく旨を述べた。

さらに両首脳は、イランの核開発範囲を制限することを目的とした包括的共同行動計画(JCPOA)を巡る状況について率直な意見を交換した。岸田首相は、日本は一貫してJCPOAを支持してきたと述べ、イランと国際原子力機関(IAEA)との共同声明の完全かつ無条件の履行を含む建設的な措置を講じるようイランに求めた。

岸田首相はまた、海洋安全保障と航行の安全確保の重要性を強調し、この分野における日本の取り組みについて説明した。これに対し、ライシ大統領は、アラビア湾及びホルムズ海峡における航行の安全確保の重要性を述べた。両首脳はロシアとウクライナの戦争や中東・東アジア情勢についても意見を交わした。岸田首相はまた、被害を受けた福島原子力発電所からの最近のALPS処理水の海洋放出に対する日本の立場を説明し、日本の行動に対するIAEAの評価と承認にも言及した。 ライシ大統領は、日本とイランの二国間関係を様々な分野で拡大したいと述べた。

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