
岸田文雄首相は8日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスのイスラエル攻撃を受け、自身のX(旧ツイッター)に「罪のない一般市民に多大な被害が出ており、強く非難する」と投稿した。イスラエルが空爆したガザに関しても「多数の死傷者が出ていることを深刻に憂慮している」と指摘。全ての当事者に最大限の自制を求めた。
上川陽子外相も談話を発表。在留邦人の安全確保に万全を期すとともに、「イスラエル、パレスチナ双方への働き掛けを強化し、事態の早期沈静化に尽力していく」と強調した。
西村康稔経済産業相は訪問先のオーストラリア・メルボルンで記者会見し、「中東の平和と安定はエネルギー市場と日本経済にとって極めて重要だ」と述べた。
時事通信