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共産党、パレスチナ人への「集団的懲罰」とイスラエルを非難

日本共産党、志位和夫委員長(資料写真ANJ)
日本共産党、志位和夫委員長(資料写真ANJ)
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15 Oct 2023 07:10:50 GMT9
15 Oct 2023 07:10:50 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:日本共産党は、イスラエルによる無差別攻撃は占領下にある人々への集団的懲罰にあたり、多くの命を奪うことは正当化できないとして、パレスチナ人の保護を求めた。
共産党の志位和夫委員長は声明で、ハマスとイスラエルとの対立が激化する可能性に深刻な懸念を表明、双方に対して暴力の応酬の悪循環を止め、最大限自制するよう求めた。
暴力の連鎖と紛争の拡大は、パレスチナ国家の実現とイスラエルとの平和共存につながる交渉を通じてのみ終わらせることができると指摘。事態を打開し、国際的合意を踏まえた中東和平への道を拓くには、関係各国と国際機関はあらゆる外交努力を行うべきだと呼びかけた。
 
声明は、「ハマスの無差別攻撃と民間人の連行は、国際人道法の明白な違反であり、いかなる理由があっても決して許されない」、「イスラエルの報復攻撃で、多数の死傷者が出ている」と訴えた。
共産党は「今日の事態の根底には、イスラエルがこの間、住民の強制排除を行いながら国際法違反の入植を拡大し続け、ガザ地区には封鎖と、空爆や侵攻を繰り返してきたという問題がある」と非難した。
 
中東和平に向けては、イスラエルの占領地からの撤退、パレスチナ独立国家樹立を含む民族自決権の実現、両者の生存権の相互承認の3つの原則を求め、これらは国連の一連の決議にみられるように、国際的なコンセンサスとなってきたと指摘した。
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