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所信表明演説、23日に=教団財産保全で一致点模索―自・立

自民が提案していた召集日20日の実施は見送る。(AFP)
自民が提案していた召集日20日の実施は見送る。(AFP)
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16 Oct 2023 09:10:15 GMT9
16 Oct 2023 09:10:15 GMT9

自民党の高木毅、立憲民主党の安住淳両国対委員長は16日、国会内で会談し、臨時国会での岸田文雄首相の所信表明演説を23日に行うことで合意した。自民が提案していた召集日20日の実施は見送る。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令請求を受け、教団の財産保全の法整備について一致点を模索することも確認。会期は12月13日までの55日間とする。

所信表明演説を20日に行う場合、各党代表質問を経ないまま22日の衆参2補欠選挙の投開票を迎えることから、野党は「党利党略だ」として反発していた。高木氏は首相官邸と協議し、野党に譲った。 

20日は開会式に加え、辞任する細田博之衆院議長の後継を選ぶ選挙の実施で合意している。高木、安住両氏は24~26日の日程で所信表明演説に対する各党代表質問を行い、27日から衆院予算委員会で基本的質疑に入ることでも一致した。

財産保全の法案は教団による高額献金被害などを弁済する原資を確保するため、解散命令前の財産の海外移転などを防ぐのが狙い。安住氏によると、臨時国会での成立を求めたのに対し、高木氏は国会の委員会で対応を検討する考えを示した。ただ、政府・与党には法整備に慎重な意見がある上、野党内の主張も割れており、先行きは不透明だ。

会期を巡り、自民内で「12月8日まで」を主張する衆院側と「15日まで」を求める参院側で意見が対立していたが、折衷案で決着した。

時事通信

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