
外務省は26日までに、パレスチナ情勢の悪化を受け、日本とイスラエルを結ぶ直行便が当面運休されると発表した。最終便は25日にイスラエルを出発した。現時点では来年3月までの運休を見込む。同省は出国を希望する邦人に対し、他の商用便を使った早期の出国を呼び掛けている。
直行便はエルアル・イスラエル航空が成田とテルアビブを結び、週2便運航していた。同省によると、テルアビブ発の商用便は、情勢悪化を受け、1日当たり40便以下に減っている。
政府は、邦人退避に備え、イスラエルの隣国ヨルダンに自衛隊機を待機させている。現在、イスラエルとパレスチナには約800人の邦人が滞在している。
時事通信