ドバイ:岸田文雄首相は1日、COP28出席のためドバイを訪問中のイスラエルのイツハク・ヘルツォグ大統領と会談し、ガザで起きている紛争について話し合った。
30分間の会談で、岸田氏は11月30日にエルサレムで起きた銃撃事件をテロ事件だと非難し、犠牲者への哀悼の意と負傷者へのお見舞いの意を表明した。ヘルツォグ大統領は日本の明確な非難に感謝の意を表明した。
日本の首相は、人質解放とガザ地区への人道支援物資の搬入を歓迎し、ガザへの人道物資の搬入を継続する重要性を強調し、イスラエルの協力を求めた。
また、岸田氏は、日本政府が「二国家解決」を支持し、イスラエルとパレスチナが平和裏に共存することが重要であると述べた。
イスラエル大統領は岸田氏に対し、ガザ地区での軍事行動を含むイスラエルの現在の立場を説明した。
岸田氏とヘルツォグ氏は中東情勢に関し、緊密な関係を維持して協力することで合意した。