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日本とヨルダン、ガザ情勢の悪化に「深い懸念」を表明

両大臣は、ガザ地区の人道的状況を改善するため、両国が引き続き協力していくことを確認した。(外務省)
両大臣は、ガザ地区の人道的状況を改善するため、両国が引き続き協力していくことを確認した。(外務省)
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14 Dec 2023 04:12:09 GMT9
14 Dec 2023 04:12:09 GMT9

アラブニュース・ジャパン

ドバイ:上川陽子外相は、ヨルダンのアイマン・サファディ副首相兼外務・移民大臣と、ガザ地区で続く暴力について会談した。

水曜日にジュネーブで開催された第2回グローバル難民フォーラムの傍らで、上川外務大臣は、戦闘が再開され、戦闘が南部を含むガザ地区全域に拡大していることについて、日本は「強く懸念している」と述べた。

また、安保理がその役割を果たせるよう、日本は最大限の外交努力を続けるとともに、地域全体へのさらなる波及を防ぐことが極めて重要だと付け加えた。

上川氏は、ヨルダン川西岸地区におけるイスラエルの入植者による暴力についても深い懸念があると述べた。

日本はパレスチナのために1,000万米ドルの緊急無償資金協力を提供し、さらに6,500万米ドルの人道支援の早期実施に取り組んでいる。加えて、日本はJICAを通じて救援物資も提供したと説明した。

サファディ氏は、日本の支援活動に対する謝意を表明するとともに、イスラエル・パレスチナ問題に関しても同様の懸念を共有していると述べた。

また同氏は、現地の最新の状況や、現状に関するヨルダンの外交努力と人道的対応について説明した。

両大臣は、ガザ地区の人道的状況を改善し、一刻も早く状況を沈静化させるため、両国が引き続き協力していくことを確認した。

加えて、両大臣は、両国の頻繁な会談が協力関係を深めていることを確認し、歓迎した。

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