


東京:沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、国が当初の予定を前倒しして工事を着工したことに反対する抗議デモが水曜日、東京の防衛省前で行われた。
着工したのは米軍普天間飛行場を辺野古に移設する計画の一部で、地方自治体の見解に対して国が強行したために大規模な抗議運動が続いていた。
工事は1月12日に開始予定だったが、玉城デニー沖縄県知事の反対にもかかわらず、国の主導で進められた。
工事費は9300億円(65億ドル)に上ると試算されており、完成までにおよそ10年かかる見込みである。
沖縄の米軍基地は長い間、論争を引き起こしてきた。普天間基地は人口密集地域にあり、航空機の墜落事故が繰り返されてきた。最近では米空軍CV22オスプレイが鹿児島で墜落し、搭乗員8人全員が死亡した。
抗議に集まった人々はまた、迎撃ミサイル「パトリオット」のウクライナ への提供や、伊藤忠アビエーションとイスラエルの兵器会社エルビット・システムズとの契約にも反対の声を上げた。