
林芳正官房長官は2日の記者会見で、日本と計18の太平洋島しょ国・地域による首脳会議「太平洋・島サミット」を、7月16~18日に東京で開くと発表した。1997年から3年ごとに開かれ、今回で10回目となる。
林氏は、太平洋地域で影響力を強める中国を念頭に「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化し、協力の輪を広げるために重要な機会だ」と強調。気候変動対策なども議論する方針を示した。
外務省は2日、上川陽子外相が南太平洋のフィジーで12日に開かれる同サミットの閣僚会合に出席すると発表した。出発は9日で、フィジーに先立ちサモアを訪問。12日に帰国する。
時事通信