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日米欧、侵攻２年でロシア非難＝総会、安保理会合も決議なし―国連
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24 Feb 2024 03:02:28 GMT9
24 Feb 2024 03:02:28 GMT9
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ニューヨーク: ニューヨークの国連本部で２３日、ロシアのウクライナ侵攻開始から２４日で２年を迎えるのに合わせ、総会本会議と安保理閣僚級会合が開かれた。ウクライナや日米など５０カ国超と欧州連合（ＥＵ）はロシアを「国際法違反だ」と非難し、軍の即時撤退を求める共同声明を出した。
昨年の侵攻１年では、平和の早期実現を求める総会決議を１４１カ国の賛成多数で採択したが、今年は総会、安保理ともに決議案の提出は見送られた。昨年１０月に始まったイスラエルとイスラム組織ハマスの衝突を巡り、イスラエル擁護の姿勢を取り続ける米国への不満を反映し、票数が減りかねないとの計算があったとみられる。
ウクライナからはクレバ外相が両会合に出席し、「今こうして議論している間にもウクライナへの空襲が行われている」と強調。ゼレンスキー大統領の提唱する領土回復など１０項目の和平計画「平和の公式」への支持や武器供与を呼び掛けた。
グテレス国連事務総長もウクライナでは現在１４５０万人以上が人道支援を必要としていると訴え、「もうたくさんだ」と主張。ロシアに侵攻の終結を要求した。
これに対し、ロシアのネベンジャ国連大使は「西側諸国が武器を大量に供給し続けている」などと語り、米欧批判に終始した。
時事通信
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