東京:上川陽子外務大臣は2月19日、ヨルダンのビシェル・ハーニ・アル・ハサーウネ首相を表敬訪問した。最初に、両者は緊密に協力し、幅広い分野で協力関係をさらに深化させることに同意した。
ハサーウネ首相は、日本とヨルダンの外交関係設立70周年の機会を利用して、両国間の関係をさらに強化したいと述べた。
外務省によると、両者はガザ地区の深刻な人道的状況、特に多くの子供、女性、高齢者の犠牲者や状況の不安定化、地域への波及について深刻な懸念を表明した。
上川大臣は、日本が人道的状況を改善し、状況を迅速に終結させるために安全保障理事会やG7フォーラムなどで積極的な外交努力をしていること、そして日本が両国とコミュニケーションを継続したいと述べた。
上川氏は、人道的停戦が実現し、人道支援活動が行われ、イスラエルの人質が早期に解放される環境が確保され、持続可能な停戦が実現することを望んでいる。彼女は関係者に即座に人道的観点から行動するよう呼びかけた。
アル・ハサーウネ首相は、ガザ情勢に関するヨルダンの取り組みを説明し、日本の努力を高く評価し、今後も日本との緊密な協力を望んでいると述べた。
両国関係について、アル・ハサーウネ首相は、ヨルダンの経済と財政の近代化に向けた努力を説明し、日本の一貫した支援に感謝の意を表明した。上川大臣は、地域の安定の礎であるヨルダンがその役割を堅実に果たすことを支援し続けると述べた。また、日本はヨルダンに対する支援を継続し、外交関係設立70周年の大きな機運を活かすと述べた。