
東京:深澤陽一外務大臣政務官は金曜日、「第七回中東における暴力的過激主義対策に関する対話」への訪日参加者一行による表敬を受け、日本はイスラムと「和合」と「寛容」を重視する精神を共有していると述べた。
深澤氏は、暴力的過激主義対策は中東地域と日本の共通課題であるとし、国際社会の平和と繁栄に引き続き貢献していきたいと語った。また、中東地域と日本は長年にわたり良好な関係を築いていることを指摘した。
外務省によると、参加者一行は日本への招へいに謝意を表し、今回得た知見を今後に活かすとともに、暴力的過激主義対策における日本の役割に期待すると述べた。
今回招かれたのは、サイード・ジャヤーシー・イラク国家安全保障局戦略担当顧問、ターレク・ラジャル・イスラム協力機構(OIC)事務局「知恵の声」センター所長、ラーファト・シュダイファート・ヨルダン警察少佐、マリヤム・ハミド・アズハル機構過激派対策オブザーバトリー通訳専門家(エジプト)の4名。
外務省は、中東における暴力的過激主義対策に関する対話は、文化的、思想的、社会的背景は異なるものの、日本や世界の共通の問題であるとした。
日本は、2018年9月の第1回日アラブ政治対話で発表された「知的・人的貢献」の一環として、中東における暴力的過激主義対策に関する会合を2018年から毎年実施している。