東京:岸田文雄首相は、来月訪問するアメリカ議会の合同会議で演説するよう招待されたと、議会指導者たちが発表した。
4月11日の演説は、2015年に故安倍晋三首相が行って以来、米国の緊密な同盟国の首相が行う初めての演説になると、日本のメディアは報じた。
ホワイトハウスは1月、ジョー・バイデン大統領が岸田首相を4月10日に迎えることを発表し、日本を「全世界で最も親密な同盟国のひとつ」と呼んだ。
公式晩餐会を含む今回の訪問は、自己主張を強める中国と予測不可能な北朝鮮を視野に入れ、ワシントンが重要な同盟関係を重視していることを示している。
バイデン氏が岸田首相と韓国大統領をキャンプ・デービッドの保養地に招き、中国を激怒させた画期的な首脳会談を行ってから8カ月後のことである。
「世界中の権威主義政権によって民主主義が脅かされている今、米国は同盟国やパートナーとの関係を維持し、支持を示すことがこれまで以上に重要になっている」
「日本は緊密な同盟国であり、わが国の国家安全保障と経済安全保障の双方にとって極めて重要である。今回の訪問は、両国の外交・安全保障関係をさらに深化させ、数十年にわたる協力関係をさらに強固なものにするだろう」と述べた。
AFP