ドバイ: 植村司中東和平特使は3月27日、ヨルダンのアイマン・サファディ副首相兼外相と会談し、イスラエルによるガザでの行動を阻止するための取り組みについて話し合った。
ヨルダン通信『ペトラ』によると、話し合いの内容は、占領下のパレスチナ地域とガザ地区におけるイスラエルの一方的かつ違法な行動を停止させ、地域への「深刻な」影響を緩和するための努力についてだった。
サファディ氏は上村氏に対し、イスラエルによるガザ地区への戦争を止める「緊急の必要性」があると述べ、国際人道法を守り、同地区への一貫した人道援助の提供を確保することの重要性を強調した。
ヨルダン政府高官は、日本が国連安全保障理事会の最新決議に賛成票を投じた後、日本の支援とガザでの即時停戦要求への感謝を表明した。
植村氏は、イスラエルの侵略を阻止するためのヨルダンの努力と、ガザにおける援助物資の輸送を促進するヨルダンの努力を称賛した。
日本の特使は、4月3日までサウジアラビア、UAE、カタールを訪問する予定である。