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「前例なき攻撃」とイラン非難=イスラエルに連帯―G7首脳

一方で声明は、G7が「さらなる(緊張の)拡大回避に努める」と強調。(AFP)
一方で声明は、G7が「さらなる(緊張の)拡大回避に努める」と強調。(AFP)
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15 Apr 2024 02:04:16 GMT9
15 Apr 2024 02:04:16 GMT9

パリ:岸田文雄首相ら先進7カ国(G7)首脳は14日、イランによるイスラエル攻撃を受けてテレビ会議を開き、対応を協議した。終了後に発表された首脳声明は「前例なき直接攻撃」を強く非難。中東地域に「制御不能な(戦闘の)拡大を招く危険を冒している」として、イランにこれ以上の攻撃を行わないよう求めた。

イランは300以上の無人機やミサイルで大規模攻撃を仕掛けたが、イスラエルは米軍などの協力を得て、ほぼ全てを迎撃した。G7首脳は声明で、イスラエルに対する「全面的な連帯・支持」と「安全保障への責任ある関与」を表明。地域の不安定化を図る企てには「一段の措置を講じる用意がある」と警告した。

一方で声明は、G7が「さらなる(緊張の)拡大回避に努める」と強調。イランだけでなく、イスラエルにも反撃を思いとどまるよう、暗に自制を促す形となった。 

イスラム組織ハマスとイスラエルの衝突が続くパレスチナ自治区ガザを巡っては、危機的状況に終止符を打つため「協力を強化する」と主張。「即時かつ持続可能な停戦」と、ハマスが拘束する人質の解放を訴えた。パレスチナ住民への人道支援の拡充も約束した。

時事通信

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