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日本、H3ロケット3回目のフライトでアップグレードした観測衛星を打ち上げる計画

日本の宇宙機関は4月26日(金)、災害対応と安全保障を目的とした観測衛星を搭載した新しいフラッグシップロケットH3を6月30日に打ち上げると発表した。
日本の宇宙機関は4月26日(金)、災害対応と安全保障を目的とした観測衛星を搭載した新しいフラッグシップロケットH3を6月30日に打ち上げると発表した。
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26 Apr 2024 05:04:25 GMT9
26 Apr 2024 05:04:25 GMT9

東京:日本の宇宙航空研究開発機構は6月30日午後、種子島宇宙センターからH3ロケットの打ち上げを予定している。

宇宙航空研究開発機構は、H3ロケットが6月30日早朝に種子島宇宙センターから打ち上げられると発表した。

このロケットには、陸域観測技術衛星「だいち」4号(ALOS-4)が搭載される。ALOS-4は、災害対応や地図作成のための地球観測やデータ収集、防衛省が開発した赤外線センサーによるミサイル発射などの軍事活動の監視を主な任務とする。ALOS-4は現行のALOS-2の後継機で、より広範囲を観測できる。

H3の打ち上げは、2023年3月に失敗し、2月17日に成功した後、3回目となる。

1回目の打ち上げでは、ロケットの第2段エンジンが点火せず、ALOS-3となるはずだった主衛星とともに破壊された。

H3ロケット2号機の試験飛行では、市販の観測用超小型衛星2機とALOSのモックアップが搭載された。

JAXAとその主契約者である三菱重工業は、あと2回の飛行で引退する予定の現在の主力機H-2Aの後継機としてH3を開発してきた。三菱重工は最終的にH3の製造と打ち上げをJAXAから引き継ぎ、商業的に成り立つようにしたいと考えている。

日本は、安定した商業的競争力のある宇宙輸送能力を、国の宇宙開発および国家安全保障の鍵と見なしている。

全長57メートル(187フィート)のH3ロケットは、H-2Aよりも大きなペイロードを約半分の打ち上げコストで運搬できるように設計されている。

AP

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